いまや転職の際はもちろん、入社後の昇進などの条件として、日本の企業において、TOEICでの高得点はかなりのポイントになります。
その証拠に、今後のビジネスパーソンにとって重要な知識やスキルについて、一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会のアンケート「英語活用実態調査2019」によると、回答企業(有効回答数528企業)の82.6%が「英語」を選択しています。
でも、働きながら英語を勉強している身としては、ちゃんと地道にTOEICの勉強をしているのに、ある一定ラインで点数が伸び悩んでしまうことがあるんですよねー。
うん、うん。そんな場合、他にどのような手段があるのかな?
そんな悩める英語学習者におすすめなのがシャドテンです。
シャドテンは、シャドーイングという同時通訳者のための訓練法とも言われている、リスニング力強化のための勉強法を、だれでも取り組めるようにしたシャドーイング特化サービスです。
シャドーイングの反復と英語コーチのプロによる添削で、リスニング力がアップするのです。
私の7日間無料トライアルの経験を踏まえて言うと、継続して取り組むと、リスニング力だけでなく、スピーキング力、リーディング力、英会話反応力もアップできてしまうのではと思いました!
また、280以上ある課題の中には、TOEICやTOEFL用の音源もあるので、集中して試験対策もできます。
その他、ビジネス関連の課題も豊富なので、英語での面接やオンラインミーティングの声出し練習にも良いプログラムだと思います。
リスニング力強化で英会話をレベルアップ
これまで義務教育課程や大学受験で散々勉強してきた私達は、基本~中級英語の単語や文法は頭に入っていますよね。
でも、実際にネイティブスピーカーとの会話では、相手の英語が十分に聞き取れなくて、会話にならないことが多くないですか?
TOEICでもリスニングの聞き逃した部分が気になって、素早く回答することができないことがあったり。
そんな苦手な英語のリスニング力を鍛えるトレーニングが、同時通訳訓練法の一つのシャドーイングです。
シャドーイングでリスニング力を鍛える
シャドーイングとは、英語の文章を見ることなく、流れてくる英語の音声を2,3語遅れて、そっくりそのまま影(シャドー)のように復唱するトレーニングです。
方法としてはまず、ネイティブの音を聞いて、抑揚、強弱、リズム、母音、子音、連結、消失、弱形、フラップなどの英語の音の変化を理解します。
そして、ネイティブがどんな発音をしているかを認識します。
その後、そのネイティブの音をシャドーイングで反復して体に覚えさせます。
そうしたら、ほぼ無意識レベルで英語の音を知覚できる状態になり(音声知覚の自動化)、意味理解にもっと脳を使える状態になるのです。
リスニング力アップでスピーキング力もアップ
そのリスニング力のためのシャドーイングですが、その副産物としてスピーキング力の向上も見込めます。
ネイティブの話す英文スクリプトの意味を理解した上で、複数回のシャドーイングで単語、言い回し、文法を何度も使っているうちに覚えてしまいます。
そして数多くの音源でシャドーイングを繰り返すことで、その内在化した単語、言い回し、文法などが自然に出てくるようになり、音声化の向上につながるというしくみになるのです。
シャドテンはシャドーイング特化サービス
シャドテンは、プログリットという英語学習コーチングの会社が開発したリスニング力をアップさせるためのシャドーイングに特化したサービスです。
シャドーイングに特化したプログラムは、現在、シャドテンだけのサービスです.
もともと同時通訳者のための訓練法の一つだったシャドーイングですが、このトレーニングを誰もが正しく取り組める仕組みに構築したのがシャドテンです。
英語のプロに自分のシャドーイングを何度も添削してもらい、欠点を直して、ネイティブの音に近い音を再現していくという効率を重視した学習法です。
シャドテンの料金
シャドテンの料金プランはシンプルに1種類。
- 月額プラン:21,780円(税込)
- 途中解約時には返金対応あり
ちょっとお高く感じますが、本気に英語力をレベルアップさせたい場合、この後戻りできない料金も英語力アップの追い風になります。
シャドテンの特徴
次に、具体的なシャドテンの内容をみていきます。
課題は300種類以上、7ヵ国の英語から
選べる課題は300以上の教材と豊富で、TOEICやビジネス用の課題も揃っています。
英語も7カ国の音声教材があるので、多様な英語が学べます。
なので苦手の国の英語や特定の国の英語の勉強に集中したい場合も便利ですね。
音源の速度も豊富
音源の速さであるWPMは100~190(TOEIC教材はWPM150)まであるので、速度のレベルをどんどんネイティブ並みの速さに強化していくことが出来ます。
WPMとはWords Per Minutesの略称で、1分間の間で何単語発話されているか、という指標です。つまり、1分間の間で何単語を聞き取れるかを定量化しているわけですが、当然ながら語数が増えるということは、発話スピードが速い、ということです。
1日1課題
1日に提出する課題は1課題。スマホがあればできるので、家でも、声を出せるスペースがあれば出先でもできます。
アプリを使ってシャドーイング
毎日のシャドーイングは、スマホやPCにダウンロードしたアプリの英文スクリプトを使います。アプリには英文と日本語訳、音源、録音機能が備わってます。
そのアプリを使って、1日30分~1時間ほどシャドーイングして、ボイスメッセージで返送します。
添削するアドバイザーは英語コーチのプロ
添削するアドバイザーは、自身が高いレベルの英語力を保有している、シャドテン専用の研修・テストをクリアしたリスニングコーチであり、毎日変ります。
そのアドバイザーからの添削は、300文字以上の具体的なアドバイスがしっかりもらえます。
アプリとLINEにフィードバックがもらえる
添削アドバイザーからの日々のシャドーイングの添削は、アプリに返信が着信されます。
添削内容はシャドーイングの良い点を「Good Points」と悪かった点を「Development Points」としてフィードバックされます。
また、添削アドバイザーとは別に、サポート担当からもLINEで課題提出期間が開いた際のリマインドや、学習コラムなどの情報などがシェアされます。
アドバイザーによる客観的な添削による正しい音の学習ができるのがこのシャドテンの最大のポイント。
これによって間違った音を覚えてしまう時間の無駄が省け、自分が聞き取れていない音に気づかされます。
7日間無料トライアルを体験しました!
TOEICの点数は900点以上あるものの、最近、英語学習、特に英会話から遠ざかっていた私は早速、7日間無料のトライアルを受けてみました。
ついていけない自分にショックを受けた初日
最初の課題を選ぶ際、自分の興味と自分の聞き取れている速さWPM170の音源を選んで、早速シャドーイングを初めました。
結果、聞けてはいるけど、シャドーイングの前の音源と一緒に読み進めるオーバーラッピングの時点で全然ついていけないのです。
相当ショックを受けながら、少し音源の速さのレベルを落としながらシャドーイングをトライ。
でも、なかなか上手くできず、7日間の間に1課題を3~4日でやり終える計算で、WPM100(一番遅いレベル)からスタートすることにしました。
初めは30分程度のすき間時間の練習で課題を返送しようと考えていましたが、結局、1時間から1時間半の練習が必要でした。
それでも提出した課題はダメダメなもので、とりあえずやり終え、とりあえず提出したという何とも辛い初日になりました。
でも、自分のレベルにあった1つの音源(課題)を選ぶことは大事だそうで、難し過ぎる課題は「情意フィルター」が発生してしまい良くないそうです。
2~6日目
シャドーイングの前に、丁寧に文章の意味を理解し、音の変化を理解し、音のリズムや強弱を重点に書き出しました。
そして、それを基に何度も練習をしていくうちに、リズムにも乗ることができ、スピードも追いついて、2~3語遅れて発話することも出来てきました。
だんだん上手くシャドーイング出来てくると面白くなってきて、あっという間に1時間の練習時間が過ぎてしまうようになりました。
最終日の感想
TOEICの課題に入り、シャドーイングの波に乗りかけてきたところで最終日に。
シャドーイングの速さも出てきて、何回かの練習で課題の音にも乗れるようになりました。
音の速さに慣れてきたことで、英文を読むのも速くなり、オンラインミーティングでの英語での発言も素早く対応できるようになりました。
TOEICの点数と英会話力をアップさせたい人におすすめ
たった7日間のトライアルでしたが、毎日、「課題を提出しなくてはいけない!」というノルマ感があったこと。
また、英語のプロから毎日の添削がとても丁寧で、励ましの言葉も添えながらの親身なフィードバックをもらえたことで、モチベーションも上がり、継続が習慣化できたのだと思います。
あと、LINEからのサポート担当の方からの個別のアドバイスや参考動画配信も、やる気アップにつながりました。
7日間無料トライアルだけでも、その間一生懸命取り組めば、リスニング力だけでなく、リーディング力やスピーキング力においても、それらの処理スピードの上達の実感をつかむことができました。
なので、TOEICでの問題回答時間もスピードアップできると思います!
語学に必要なのは、才能ではなく継続する努力です。
その継続する努力が簡単に習慣化できるのはシャドテンです。